【レビュー】エブリデイバックパック30L活用術(海外旅行にカメラ・レンズ・ドローン・ジンバル)【ピークデザイン】

peak_design_everyday_backpack_30l_001.jpg ピークデザインの代名詞にもなっている、エブリデイバックパック30Lを公式サイトから輸入しました。輸入に関してはピークデザインの輸入方法のページで詳しく解説していますので含めてそちらを御覧ください。

私にとってガジェット系バックパックは頻繁に行く海外で大活躍してくれます。できるだけたくさん収納できて、必要なものをスッと取り出して使ったり仕舞ったり交換したり、ということができるバックパックはピークデザインのエブリデイバックパックくらいでしょう。

Everyday BackPackの仕切りやインナーバッグを併用したり、何時間もガジェットの収納方法を検討し、何度か海外へ持っていって使い方や収納方法などをブラッシュアップしましたので開封レビューから使用感レビュー、評価まで、ご参考になれば嬉しいです。

エブリデイバックパック30L⇒公式エブリデイバックパックのページ

エブリデイバックパックとは

エブリデイバックパック(Everyday BackPack)はアメリカ・サンフランシスコのガジェット系グッズの製作メーカーであるピークデザインが開発した新しいカメラバッグです。新商品開発のための投資であるキックスターターで莫大な支援金を集め、現在世界で最もクールな商品を作るブランドとして認知されています。

それではまずは20Lと30Lの2サイズ展開をしている、エブリデイバックパックの簡単な仕様をご覧ください。

20L(最小12L)30L(最小18L)
サイズ高46x幅30x奥17(cm)高51x幅30x奥20(cm)
重量1.81kg2.04kg
カラーアッシュ、ブラック、タン、チャコールアッシュ、ブラック、チャコール
価格$259.95(国内定価37,800円)$289.95(国内定価42,120円)

国内定価高すぎぃ・・・!って感じなので輸入しましょう。香港から届くので送料は安いし早く届きます。日本で買うより断然安いですよ!

カメラ用バックパックには見えないアッシュの美しさ

すでに持っているエブリデイスリング10Lと同じアッシュを選びました。ほかのカラーよりもアッシュが清潔感があり都会的で洗練されているように感じます。手触りもサラサラしていて見た目通りクールです。

ピークデザインの製品すべてに言えることですが、カメラバッグには見えない美しさやカジュアルさがあるところでしょう。また素材も上質で安っぽくなく、所有欲を満たしてくれます。カメラバッグにありがちな無骨な雰囲気は一切ありません。

どう考えても30Lがお薦め

基本的に海外へカメラ、レンズ、ドローン、ジンバル、GoProなどを持っていくので必然的に大容量の30L一択となりました。ちなみに上蓋を最小に閉じると18Lしか入りません。見た目的に最小に閉じたほうが美しいので、私は実質18Lで使っていることになります。

このフォルムが気に入った方は30Lのほうが良いと思いますが、サイズが縦横ともにかなり大きめです。日本で使っていたら『かなり大きなバッグ持って、どこか行かれるんですか?』と言われました。女性が購入するなら20Lくらいのほうが使いやすいかもしれません。

上蓋の入口構造

エブリデイバックパック30L 上から、左右どちらの方向からも収納できるように入り口が3つあります。特に横からの大きなアクセスはピークデザインの代名詞ともなっているほどの魅力的な部分。

上蓋と収納力

エブリデイバックパック30L ランドセルのような構造で、金具で止まっています。収納部分の入り口もジップなどはなく大きく口を開けた入り口となっていて蓋を開ければすぐに内部にアクセスできるようになっています。

エブリデイバックパック30L 止める位置は自由。一番下で止めると最もコンパクトになり見た目が良いですがたった18Lしか入りません。

エブリデイバックパック30L このように最大位置で止めるとフルで30L分入りますが、隙間から中身が落ちたりするし、何より見た目がダサくなります。なので私は18Lで使っているというわけ。

写真を見るとわかると思いますが、本体と蓋に隙間が空いています。バックパックを逆さにしてしまうとここから細かいものがこぼれ落ちます。私は飛行機の頭上収納からバックパックを取り出したときにコインが落ちてきました。取り出しやすさと密閉性、ちょっと悩ましい。

ピークデザイン独自の折り紙式仕切りは悩ましい

エブリデイバックパック30L ピークデザインのエブリデイバックパックで最も衝撃で魅力を感じるのはこの折り紙構造で仕切ることができる仕切りでしょう。今までクッションの仕切りはどのカメラバッグにもありましたが、仕切りを固定した上でさらに細かく仕切ることができるものはありませんでした。

エブリデイバックパック30L このように3分割できます。フルサイズレンズを意識したサイズ感なので小型レンズはスペースが余ります。

エブリデイバックパック30L このようにふたつ一緒に入れると機材同士がぶつかる上に、まだスペースがあるので中で動いてしまうのが難点。フルサイズ機で大型機材を仕切るのには問題ないサイズであることがわかると思います。

私は海外にエブリデイバックパックを持っていくため、空港の手荷物保安検査で全開される可能性があります。

エブリデイバックパック30L この状態だとぴったり収まっていますが、検査台の上でジップ全開にされたときにレンズが転げ落ちる可能性がかなり高いです。特に外国の保安検査員は中に何がどのように入っているか知らないし、また他人の荷物は簡単にゴンゴンとテーブルに落とすように置くし、正直怖いとしか言えません。

エブリデイバックパック30L こんな感じに収納したとしても、バックパックを片方の肩に掛けたまま前に持ってきて交換レンズを取り出す際にはとても使いやすいのですが、他人による開閉の際は中身落下の危険性がとても高いのです。

私のように海外に毎月行くガジェット系の人にはこの収納方法は向いていませんが、一般的に国内で自分だけが使うなら問題ないですし、とても使いやすい仕切りと収納スペースだと思います。

エブリデイバックパック30L ちなみにミラーレス一眼のSONY a6300やa6500であればスッポリと1スペースに収まってしまいます。この収納力、半端ないです。

両サイドから開閉できる構造が秀逸

エブリデイバックパック30L バックパックの横面から開閉してカメラやレンズを取り出せるバックパックはTHULEやmanfrottoなどにもありますが、ピークデザインはショルダーパッドが自由に動く回転軸構造によってバックパックを肩に掛けたまま前に持ってきやすいんです。ここが他社カメラバッグとの大きな違いです。

エブリデイバックパック30L ショルダーパットは本体に縫い付けられておらず回転軸で止まっているため、片方の肩にショルダーパットを掛けたままエブリデイバックパックを前に持ってくるのがラクなんです。

無理やり前に持ってくる他のバックパックとはまったく違う機構を備えていて、個人的にはこの回転軸機構が最も優れていると実感しています。実際海外で使っていると、折り紙式仕切り構造よりもこの回転構造のほうが優れているとさえ感じます。

背面のPCとタブレット収納部分

エブリデイバックパック30L 背面には上のチャックを空けたところにPC収納スペースがあります。2つに分かれているので、ノートパソコンとタブレットなど分けて収納可能です。私はノートパソコンしか持っていかないので基本的に内側のポケットだけ利用しています。

エブリデイバックパック30L 最も浅い部分はチャックなしのポケット。実際にエブリデイバックパック30Lを海外に持っていったときはここにパスポート、長財布を入れていました。ジップ密閉される収納がないエブリデイバックパックの中で最も使いやすい部分です。

エブリデイバックパック30L 飛行機の中で気づきましたが、背面のノートパソコン収納の端にペンを差すことのできる収納がありました。とは言え、ここは深さがエブリデイバックパックの高さ分あるのでスルスルっと下まで落ちる可能性があり、しっかり固定できるペンでないと危険です。エブリデイバックパックを縦にした状態でペンを取り出すのには便利です。

SONY a6300編 エブリデイバックパック30Lにカメラ、レンズ、ジンバル、ドローン、GoPro、バッテリー各種を収納してみる

実際試行錯誤してガジェットたちを収納した私の例をご紹介します。私は基本的に海外に行って動画と写真を撮影することを想定してエブリデイバックパックを購入しています。

動画用カメラとジンバル

エブリデイバックパック30L まずカメラとジンバル。黒いインナーバッグで高さの低いものに収納しています。インナーバッグごと取り出せるので便利です。ジンバルはFeiyu Techのa1000です。

エブリデイバックパック30L ちなみに、こうやってジンバルにカメラを固定したまま収納、取り出すことができます。これはSONY a6300のようなコンパクトミラーレスだからこそできることですね。もう少し大きいa7やGH5になるとこのインナーケースに収まらないほか、エブリデイバックパック30Lの上部に収まらなくなります。

これをエブリデイバックパックの上からこのまま入れます。
エブリデイバックパック30L 上蓋を開ければスッとジンバルとカメラを取り出せて、あとはグリップ部分を連結させればすぐに動画撮影が可能になります。この機動力はかなり気に入っていて、ジッパーをジジーッと開ける動作よりも上蓋のフックをカチッと開けるほうが断然スピーディーなんですよね。しかもジンバルが簡単に取り出せるこの収納方法は自分でもイケてると思っています。a6000、a6300、a6500ユーザーの方はぜひ試してみてください。

エブリデイバックパック30L 横から見るとこのようになります。

このようにジンバルを解体してしまうためにFeiyu Techのa1000をマレーシアで購入しました。今まで使っていたZhiunのCrane-Mは解体するとグリップ部分から電池が落ちてしまうので持ち運びが不便だったのです。余談ですが私のa1000購入のように、バックパックの収納力や収納方法によって思い切ってガジェット自体を買い替えてしまうのもアリだと思います。

ドローン(Mavic PRO)とコントローラー

エブリデイバックパック30L Mavic PROとコントローラーは最下部に仕舞っています。ドローン本体とコントローラーを守る個別のケースも持っていますが、そこに入れてエブリデイバックパックに入れようとするとかさばるのでこのまま入れています。上の折り紙仕切りのマジックテープが剥がれて上の荷物が落ちない限りMavic PROが潰れることはないでしょう。

他の空間は、左右縦に仕切りを組んでいるので、それぞれにGoProやレンズを入れたりバッテリーを入れて、海外旅行で購入するものを入れる予備スペースを開けておいてパッキング終了です。

パナソニックG9PRO編、フルカスタマイズしてレンズ交換のし易い状況を作り出した、2020年以降使い続けるエブリデイバックパック30L最終形態

カメラはSONY a6300から大型のパナソニックG9PROへ買い替え。レンズも大きくなり、またジンバルはWEEBILL LABに買い替えました。これによってエブリデイバックパック30Lの内部収納をフルカスタマイズ。使いやすい最強のエブリデイバックパック30Lへと変貌しました。

海外旅行で使うエブリデイバックパック

まずは飛行機に持ち込んだときのエブリデイバックパックのサイズ感などをご紹介します。

こちらはLCCのエアアジア・エコノミークラスです。LCCはほとんど利用しないので試しに持ち込んで座席の下に入れてみました。
エブリデイバックパックを飛行機に持ち込む こんな感じで完全に下には入り切りませんが、座れないわけではないので大丈夫かな。このまま2時間ほどフライトをしてクアラルンプールからホーチミンまで行きました。ただしLCCは床がめちゃくちゃ汚いままフライトしていることもあるので気をつけたほうがいいです。

こちらはJALのプレミアムエコノミーです。エコノミークラスよりも座席全体が広くなっています。
エブリデイバックパック30Lを飛行機に持ち込む 足元にはすっぽり入るので問題ありません。離着陸時はこのように前の座席の下に入れるか、頭上にしまう必要があります。私はほとんどこのように下に入れることが多いですね。

ちなみに立てて置くとこんな高さ。ヒザ下に収まる感じですね。
エブリデイバックパックを飛行機に持ち込む 離着陸時はこれでは駄目ですが、安定飛行に入ったときはこの状態でも座れます。今回は縦に置いた写真ですが、横にしてヒザ下に置けば脚を伸ばして座ることも可能でしょうね。

こちらはロシアのS7航空エコノミークラスの際に撮影したものです。普通の航空会社ですが機体が小さいので座席もやや小さいです。
エブリデイバックパックを飛行機に持ち込む 前の座席の下にすっぽりと入りました。意外とエコノミークラスでも問題なく座席に置いてフライトできることがわかりました。

こちらはANAのビジネスクラス。フルフラットになるタイプのシートです。
エブリデイバックパック30Lを飛行機に持ち込む 以外だったのは、下の収納に収まりきらないところです。座席の右側にはスペースがあるので置いておくには足元に入れる必要はないのですが、離着陸時は足元に入らない場合は頭上にしまう必要があります。フルフラットになる国際線ビジネスクラスの場合は、頭上に収納し、安定飛行になったら座席の横に置いておくのがベストですね。ちなみにビジネスクラスなら頭上の収納スペースはほぼひとりで使えると思ってOKです。

エブリデイバックパックは横にしてスーツケースにさせるんですね。これ横にするの嫌だったのですが・・・。
エブリデイバックパック30Lをスーツケースに乗せる これはシドニー国際空港の地下鉄のプラットフォームです。これね、バックパックが重いから一度スーツケースに乗せてしまうと移動時は体に負担がかからないのでとてもラクです。電車から降りたりするときは背負ったほうがラクですが、移動時はこのスタイルがベストだと気づきました。

ロンドンの地下鉄でエブリデイバックパックを座席におろした時の写真。
エブリデイバックパック30Lを電車にのせる けっこう大きいので膝上に乗せるのは大変。人がいないときは基本的にとなりの座席のおろしていたりします。

ピークデザインは輸入が安くて便利です

割引適用&香港発送で早く届く

このようにオシャレでカメラバッグっぽく見えないのがピークデザイン製品の良さですよね。とても気に入っています。今回ご紹介したエブリデイバックパック30Lは日本でも買えますが並行輸入品や正規代理店はとても高いので輸入したほうが安く上がります。発送元はアメリカではなく香港物流から発送されるので送料が同じアジア圏内で安い上(25ドル以下)に、4日で届いたのも嬉しかったです。国際発送でこの速さはなかなかないですよ。

輸入方法がわからない方は私の輸入体験談を参考にどうぞ

4日で届いた公式サイトから直接輸入した方法はピークデザインの輸入方法で詳しくレポートしていますので、輸入の方法がわからない方はご覧になってください。割引クーポンもありますよ。

エブリデイバックパックを買う意志が固まっているならもう買っちゃいましょう

もしもう購入する意思が固まっていれば、公式エブリデイバックパックのページで詳細を再確認して輸入しちゃいましょう。私の記事を参考に多くの方が輸入購入されているので安心して購入できると思います。

エブリデイバックパック30L⇒公式エブリデイバックパックのページ

結論、ピークデザインはかっこよすぎる!

エブリデイバックパックは素材感も収納力もとても優れています!エブリデイスリング10Lも日帰りで東南アジアに行く際に軽量装備として愛用しています。ピークデザインはどれもこだわりが感じられるカメラバッグが揃っていますよね。本当に大好きなブランドです!

オシオ・フライト この記事を書いた人:オシオ・フライト
年に数回ガジェットを持って海外旅行へ行くガジェット系日本人。写真と映像はPanasonic G9PRO、パナライカ12mm F1.4、パナライカ・ノクチクロン42.5mm F1.2、GoPRO HERO7、ジンバルはa1000、ドローンはDJI MAVIC PRO使用。
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