Ulanzi AT-01という大きな脚で安定した一脚を買ってみました。Ulanziが日本人インフルエンサーにレビュー依頼していないためか、ネット上に日本人のレビューが皆無・・・。Ulanzi JPの公式サイトにないので、正式には日本で販売していない商品なのかもしれません。
海外旅行にトラベル三脚は2つ買ってみたものの、重くてかさばり、3本の脚を伸ばして調節するなど面倒だったので1本の脚を調節するだけで高さ調節と収納作業が完了する一脚を探していてUlanzi AT-01にたどり着きました。
使ってみるとメリット・デメリットが顕著にあったので購入の際の参考にしてもらえたらと思います。
Ulanzi AT-01のサイズ感
収納したときの長さはUlanzi公式によると44cm、重量は1.1kgです。日本のアマゾンや楽天などに出品されている画像には「700g」と日本語で書かれていますが、正式には「1100g」なので、普通のトラベルカーボン三脚とほぼ同じくらいの重量があります。
現在使っているトラベル三脚の「NEEWER LITETRIP LT32」(43cm、1.18kg)とサイズ比較するとこんな感じ。
ほぼ同じサイズ感です。一般的なトラベル三脚と同じ長さ、重さ、と考えれば良いと思います。
ただし直径が比較にならないほど細い。体積としては半分以下だと思います。ここがUlanzi AT-01の特徴です。
これだけ違うのに重さは同じなので、持った感覚としては「しっかり詰まっている」感じ。持ち運びの際に直径の細さを重視しているのであればUlanzi AT-01はおすすめです。
脚は70cmまで開く安定感ある三脚
三脚の脚部分は、底面の「PUSH」を押すと傘のように開きます。
脚との隙間がないのでボタンを押すのが意外と大変です。
脚を開くと70cmまで広く開いて、安定感はかなりあります。
脚は最大に開く過程でポールの最下段までスライドします。ポールを伸ばさずとも、収納時の高さが自動的に上にスライドして伸びる状態になります。よく考えられた作りです。
高さは最大157cmまで
ポール部分はこの矢印の上のプラスチック部分をペットボトルの蓋を開けるように回すと緩んでポールが伸びます。
ポールは3段階で伸びて、最大157cmまで。
ポール自体が太く、3段階伸ばしても意外と安定感があります。70-200mmの望遠ズームレンズをつけても注意して使えば問題なさそう。
想像以上に安定しているので、これなら普通に使える、という印象です。私の場合は目線の高さまで伸びる三脚は不要で、基本的には腰高まであれば良いので、ポールは1段階だけで安定感ある状態で使えそうです。
Ulanzi レベリングベースを取り付けてみた
Ulanzi レベリングベースをつけてみると直径もアクセントカラーもUlanzi AT-01とぴったりで、最初からついていたかのような感じで感動。
クイックリリースのベースはFALCAM F38をつけてワンタッチでカメラを接続できるようにしています。
Ulanzi AT-01のデメリット
- 専用のカバーがなく、持ち運び時に傷がつきそう
- 三脚に比べて細すぎてバックパックの三脚ポケットに入れるとガバガバ
- 三脚部分を開く「PUSH」ギミックはかなり慣れが必要
細すぎてバックパックの三脚用ポケットに収まらないのは盲点でした。逆にバックパックの中に収納して持ち運ぶ方にとっては突起物がなく細いため大きな利点にもなる部分ですね。

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