【温泉旅行】静岡県「観音温泉」に2度目の宿泊!部屋も料理も良し!トロトロのお湯も大満足

観音温泉 ピグマリオン
今回宿泊した観音温泉のピグマリオン。温泉はもちろん、食事もとても良くてかなり癒されました。下田駅から結構離れていますが駅から観音温泉まで直通の送迎があります。観音温泉に到着すればミーアキャットがお出迎え。ゆっくりとした時間を良い温泉と良い料理で過ごすことができる、オススメの温泉宿です。

2018年3月に静岡県の下田にある「観音温泉」に宿泊してきました。実は2015年の2月に一度宿泊していて、個人的にお湯がかなり気に入ったので約3年ぶりにリピートです。観音温泉は広い敷地の中にいくつか建物が建っていて、前回は「正運館」という場所に宿泊しましたが今回はランクアップして「ピグマリオン」という部分に宿泊しました。

東京駅から下田まではスーパービュー踊り子


伊豆方面はやはり踊り子号ですね。新幹線で熱海まで、という方法もありますが乗換があるので必ず踊り子号で向かいます。今回は東京駅からスーパービュー踊り子に乗車します。スーパーとは言え、座席のテーブルが前の座席の背中から出てくるタイプではなく、肘掛けに収納されているのでテーブルが狭いのが難点。荷物を置く部分に蓋が閉まるので、飛行機気分を味わえたりします。


今回のお弁当ですが、東京駅に向かうまでの電車に乗り遅れるというアクシデントがあってゆっくり選ぶことが出来ずに適当に「新宿弁当」というお弁当をチョイスしました。椎茸煮が自慢のようですが、ちょっと量は少なめ。ご飯の部分に大きな鮭の味噌焼きが置いてありますが、パサパサしていて残念。それでもボリュームとしては食べごたえ有り。しかし普段食べている亀戸升本のお弁当のコスパの良さを実感してしまいました。

暫く走ると海が目の前に!


踊り子号の楽しみといえば、大きく作られた窓いっぱいに広がる相模灘です。伊豆半島にやってきた!といった感じです。最近再び注目を集めている熱海や伊東を通り越して終着駅の「伊豆急下田駅」までゆっくりと過ごします。


改札部分が関所のような作りになっている伊豆急下田駅に到着すると良い天気。トイレを済ませて、既に待ってくれていた送迎車の運転手の方に声をかけて観音温泉まで連れて行ってもらいます。下田駅から観音温泉までは結構離れていて、20分程かかります。

観音温泉に到着


先程いくつかの建物に分かれていると書きましたが、離れて入るものの、屋根でつながっているので行き来は可能です。まずは本館にあるフロントでチェックイン。その後に今回宿泊するピグマリオンに案内してもらいます。前回宿泊した際は入れなかった場所なのでワクワクです。

良い感じのお部屋で源泉かけ流しの露天風呂付き


今回宿泊するピグマリオンでは、全ての客室に源泉かけ流しの露天風呂がついています。広さもあって、ゆっくりくつろぐには十分の広さ。


一通り案内が終了してさっそく客室の露天風呂を見てみると、お湯が流れていてすぐに入ることは出来ませんでした。ですが、しっかりお湯を抜いて清掃している感じが伝わってきてむしろ良かったです。


2名での宿泊なので2名分のアメニティがしっかり用意されています。袋も観音温泉オリジナルのデザインになっています。ピントが合っていなくて残念です。


客室脱衣所には、女性も嬉しいコスメの試供品。客室備え付けではありますが、自由に使うことが出来ます。これは大浴場にも置いてあるので、大浴場でもたっぷり使うことが出来ます。


シャンプー類まで観音温泉オリジナルデザイン。上記のコスメやこのシャンプー類は観音温泉の売店で購入することも出来ますし、インターネットで購入することも出来ます。


そして極めつけは、この観音温泉の水です。冷蔵庫に入っていますが、こちらは無料で飲むことが出来ます。観音温泉のお湯は飲むこともできるため、こうして商品にもなっています。もちろん売店と通販で購入可能。前回宿泊した際にも感じましたが、改めて飲んでみてもかなり飲みやすいお水です。


一般的な温泉宿ではハンドタオルに旅館の名前が入っていても、バスタオルに名前が入っていることはほとんどありませんが、観音温泉のものは名前入り。大浴場ではタオル類が用意されているので着替えがある場合を除いて、何も持たずに行けるので非常に便利です。

観音温泉を散策すると色々ありました

前回宿泊した際は下田で観光してのもあって、観音温泉の敷地内を散策することが出来なかったので今回時間があるので敷地内をしばらく散策してみることにしました。ピグマリオンの中では靴を脱ぎますが、外に行く為の下駄が用意されているので、それに履き替えて散策です。


ピグマリオンの玄関部分に松平健さんの写真。ファンとの集いで来たみたいですね。このような写真がいくつかありましたので紹介します。


松平健さんの他にも多くの有名人が来られているみたいです。色紙や記念写真などが多く並んでいます。


なんと、あのミランダカー。2013年7月21日の写真だそうです。その頃何をしていたのかな、なんて少し考えてしまいました。昔と今、自分は何も変わっていなさそうでガッカリ(笑)


フロントには観音温泉の水を飲むことができるウォーターサーバーがあります。飲み放題と言ったらちょっと違うかもしれませんが、試飲するには十分です。3月でしたがそれなりに喉も乾いていたので美味しくいただきました。


外に出てみて改めて敷地の広さに驚きます。山にあるため傾斜が多く、そのための移動用のバギーも用意されています。敷地内に川が流れていたり、そこに橋がかかっていたりと本当に広いです。この写真は前回宿泊した正運館の入口です。外観からは想像できない内装になっています。観音温泉のお湯や料理を楽しむには十分なお部屋でした。ちなみに、観音温泉の送迎バスのナンバープレートの数字は「12-34」で統一してあるのを散策中に知りました(笑)


来た時は気づかなかったのですが、本館の入口にミーアキャットの姿がありました。


ブレブレになっていますが、かわいいです。のんちゃんとうぶちゃんと言うらしいです。

観音温泉のお湯はトロトロで肌触りバツグン

今回観音温泉をリピートした最大の理由は観音温泉のお湯を非常に気に入っているからです。温泉に入る前はアルカリ性?ph9.5の効果は?なんて言葉だけではわからないことがたくさんありました。しかし、一度温泉に入ってみるとこれが気持ち良い。トロトロ、サラサラ、色々な表現ができるなんとも難しい感じですが、入ればただ良いお湯。これを客室の露天風呂で味わえるという贅沢。

大浴場には露天風呂もありますが、お湯に浸かりながら横になれる寝湯もあります。お湯の温度は低めですが、真冬の大雪の中、ぬる湯のラジウム温泉に入りに行くという経験をした私なので、ゆっくりのんびり浸かるには個人的には良かったです。広めの作りになっているのでごちゃごちゃしていなくてその点も良い感じです。

観音温泉の夕食は地域を感じる献立


さて、夕食です。調理には観音温泉の水を使っているそうです。まずは前菜が用意されています。手前のお皿にはキラキラしたシートが敷いてあってなんだか不思議な感じ。お箸にも観音温泉のロゴが入っていますね。


各テーブルに用意されている梅干し。夕食でも食べられますが、もちろん朝食でも食べることが出来ます。この梅干し、結構しょっぱくて私好み。これ1粒でご飯1杯食べられます。


鍋が用意されていたので火をつけてもらって煮えちゃう前に撮影しました。野菜たっぷりで期待度は高まります。


わさびがテーブルに。ということは・・・


お造りの登場。エビたちのインパクト大。伊勢海老、マグロとバッチリ好きなところです。食べるにはまず先程のわさびをなんとかしないといけないですね。ゴシゴシと頑張って・・・


なんとか食べられるようになりました。練りわさびとは違って少し食べても辛さは感じません。むしろ美味しいくらいです。わさび丼が有名な地域で、食べたこともありますが、本当におろしたてのわさびは美味しいです。


キンメダイの煮付けです、と言われて持ってきてもらったのがこちら。思っていたよりも小さくて残念。ご飯はあまり量を食べないので個人的にはこれくらいでも良いのですが、伊豆半島といえばキンメダイといった感じで期待しすぎると結構ガッカリ感は強いかもしれません。でも味はバッチリ!


ご飯は桜えびさんがいます。おこげもあってとても美味しかったです。この他にも煮物や天ぷらなども出てきました。もちろんお吸い物とデザートもついてきました。非常に満腹。

観音温泉の朝食は夕食と同じ席で丁度良いボリューム


昨夜夕食を食べた席と同じ席に案内されると、テーブルには朝食が用意されていました。観音温泉オリジナルパッケージの海苔もあります。こう見ると、やはり朝ということで落ち着いて朝から食べられる献立だと思います。


実は、この中央の子持ち昆布が好きです。味は結構濃い目だったりしますが何よりも食感が自分好み。奥にはアサリもありますが、やっぱりこのお皿の中では子持ち昆布が一番でした。


大抵どこに行っても朝食で提供されるサラダももちろんあります。普段家では朝食ではなく夕食時にサラダを食べているので、たまに行く温泉宿の朝食でサラダが出ると、旅行に来ているなと感じます。


熱い石の上に載せられた干物。これがまたしっかりと味があって美味しかったです。もちろん一人に一つずつ熱々の状態で提供されます。やっぱりこういった食べ物は合った温度で提供されないとガッカリしてしまいますね。


インパクト抜群です。このお味噌汁、上で書いた干物と違い若干温かったような・・・。味がしっかりしているため量が少なめでも堪能できて良かったです。飲むのが遅かったのかわかりませんが、もっと熱い状態で提供してくれたらもっと嬉しかったのですが。

チェックアウト時に観音温泉特製のお土産がもらえる


前回宿泊した際もチェックアウトの際に観音温泉特製のお土産をいただきました。中身は観音温泉の売店や通販で購入することができる温泉のお水と、温泉を使ったシャンプーなどです。シャンプーなどのサイズは試供品レベルのサイズとなりますが、それでも試しに使ってみるのには十分の量ですし、正直値段が非常に高い商品ということもありそれが家でも1回だけにしても使えるというだけで満足度は高いと思います。

帰りの送迎バスを待つ間に、玄関にいたミーアキャットが受付に離されて自由に行動してお見送りしてくれます。この点、私は全然良かったのですが、特にミーアキャットを自由に行動させる旨の告知がなかったため動物が苦手だったり、そういった類のアレルギーを持っている人への配慮に欠けているのでは?と思ってしまいました。個人的には可愛い姿に癒されたので、最後まで満足して帰ることができました。

観音温泉 個人的総合評価

以前宿泊したことのある宿でしたが、別の建物に宿泊したのでまた違った雰囲気を楽しむことができました。前回来た時はあまり散策できなかったので、色々散策できて楽しかったです。が、せっかく広い敷地を持っていてパンフレットなどに地図まで描いてあるのに特に案内もなく、何をしているでもなくただ持て余しているのであればもったいないなと思いました。

ただ、イベントなどを催すにしても時間とお金もかかりますから、そういった面で言えばその分安く観音温泉を体験できているのかな、とも思えます。その他は基本的に満足しています。何しろ前回気に入ってまた来ているわけですから。

気になるというか、これはマズいのではと思う箇所が一つだけ。大浴場の脱衣所にウォーターサーバーが用意されていて、そこでは観音温泉の水を飲むことができます。もちろん横には水を入れるカップがあるわけですが、それが使い回しということ。グラスならわかりますが、プラスチックのカップを使い回すというのは如何なものかと思います。明らかに洗って水の跡がついているものや、それに加えて凹んでいるものもあるので見たらすぐに分かります。気持ち悪かったので飲まなかったのですが、その他の部分もそうなんじゃないか、と疑ってしまいます。ちなみに、フロントの横にあるカップはキレイなので、余計に汚いカップが目立ちます。ここは改善必須なのではないかと思います。

でもまた行きたいと思っているので、そのうち観音温泉のお湯が恋しくなった頃に行くと思います。

交通の便:★★★☆☆
宿の清潔さ:★★★★☆
脱衣所の清潔さ:★★★☆☆
大浴場の清潔さ:★★★★☆
温泉:★★★★★
ご飯:★★★★☆

総合:★★★★☆(23/30)

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観音温泉 ピグマリオン
今回宿泊した観音温泉のピグマリオン。温泉はもちろん、食事もとても良くてかなり癒されました。下田駅から結構離れていますが駅から観音温泉まで直通の送迎があります。観音温泉に到着すればミーアキャットがお出迎え。ゆっくりとした時間を良い温泉と良い料理で過ごすことができる、オススメの温泉宿です。
狩矢隆夫 この記事を書いた人:狩矢隆夫
家庭用ゲームが大好きでしたが、完全に熱が冷め、趣味といえば散歩と2時間ドラマくらいに。旅行が好きで、路線図と時刻表を見ながら妄想旅行をすることも。スマホとブラウザで気軽にできるゲームでは遊んでいます。そしてTDR好き。
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