【レビュー】パナソニックG9PROを4K60P動画と写真撮影のハイブリッド使用のため購入!

パナソニックG9PRO
もう発売からかなり時間が経過し、パナソニックからはフルサイズ一眼で世界初の4K60Pが撮影できるカメラ2種類が発表されて2018年10月、ついに私はパナソニックのAPS最高峰写真機と言われるG9PROを購入してしまいました!

本体レビュー等は詳しい専門サイトがたくさん記事を書いていて知っている方も多いと思いますが、私が使っていて良いと思った本体部分についてご紹介していきたいと思います。

グリップが吸い付くほどに手にフィットする

パナソニックG9PRO
買う前、買ったときはここが「最も」素晴らしい部分だとはなかなか思わないと思いますが、実際に手に持って撮影、移動、するとき、この深くとられたグリップ部分が右手になじむことがわかります。

海外の野外で初めて撮影したにも変わらず秒速で慣れてしまうグリップ

パナソニックG9PRO
私は海外で歩いて移動しながら動画と写真を撮影するので、右手だけでG9PROをホールドすることが多いんです。そこで感じたのは、G9PROとレンズで1kgを超える重さであっても不安定感をまったく感じないということ。

包み込むようにグリップすることができます。

グリップ全体のデザインが秀逸

パナソニックG9PRO
ここまでしっかりと片手でガッチリ持てる構造はすごいです。前方に出たグリップ部分だけでなく、親指を当てる部分もしっかり親指の形に湾曲していてこれがよりホールド感を高めていると思います。一度握ったら病み付きになるグリップだと思いますし、持ち出して写真撮りに行こう!と思える形の完成形だと思います。

GH5よりもグリップが良くできているという口コミを実感

GH5よりもG9PROのグリップ部分が長く持ちやすいという口コミや、持ちやすくなっているだろう的なプレス記事はたくさん見ましたが、実際に何時間も持ち歩いてみるとこの吸い付く感じがよくわかりました。

確かにGH5よりも長くなったグリップは指の長さに丁度よい出っ張り具合なのでGH5も一度握ってみたいなと。

個人的にG9PRO本体に関してはグリップとホールドがもっとも素晴らしいと感じました。

F値変更が1回目の撮影で自然にできた操作感

そこまでカメラに没頭していない私のような初心者でも、F値の操作が右手だけで何も見ずできてしまったのは優秀すぎます。

右側の回転ボタンがふたつありますが、どちらを回してもF値の変更ができるようになっています。私は右手でG9PROをしっかりホールドしたまま親指が当たる回転ボタンを回すと当然ですがF値が変わっていったので、意識することなく自然に指の位置にF値操作ができるボタンがあって使いやすく感じました。

ボタン位置を確認することなく、自然と指が動いてF値を変えていた自分にも驚きましたし、ボケ重視で撮影することが多いのでこれは便利だなと。

タッチパネルで簡単オートフォーカス位置を決定

私のような初心者かつ手軽に撮りたいと思っている人は液晶パネルをタッチ式にしてピントもカンカンに合わせられる機能が、G9PROのようなセミプロやプロが使うような機材でも省いてほしくありません。

誰もが使いやすく簡単にキレイな写真や映像が撮れるようになるのがベストだと思いますし、タッチした部分にピントが合うのは直感的でわかりやすいと思います。

はじめてのステータスLCD、これが意外と初心者に便利

ステータスLCDはフルサイズ一眼についている、現在カメラがどんな設定になっているかを表示するミニ画面です。ステータスLCDなんてなくしてもっと軽くしてくれたら良かったのにとか馬では思っていました。なにせカメラ初心者のアマチュアですから。

しかし購入して色々設定を加えて撮影しているとき、自分の思ったゆうな撮影ができないときに、カメラの現状はどんな設定になってたっけ、とひと目でわかる便利さを体験しました。初心者しかこんな用途でステータスLCDを見ることはないと思いますが、カメラ初心者なりにステータスLCDの利便性を体感したのでした。

モニター画面に各種設定を表示したまま撮影するのは無理がありますし、表示非表示を切り替えて設定を確認する手間が一切なくなって、ステータスLCDにすべてのステータスが表示されているのは本当に便利だと感じています。

G9 PROに最適なSDカードとは

私の場合、写真撮影とともに4K60Pの動画撮影も行うため、SDカードのスピードには気を使う必要がありそうでした。というわけで高速で記録できるSDカードが必須です。ただし価格が当然高くなってしまうので、動画はほぼ撮影しない方は安いもので十分対応可能です。

G9 PROのSDカードスロットスペック

G9 PROのSDカードスロットは2スロットあり、同時に2枚のSDカードを挿すことができます。どちらもスピート規格のUHS-I(最大104MB/秒)とUHS-II(最大312MB/秒)に対応しています。

G9 PROの動作保証SDカードを見ると128GBまで対応しているので、MicroSDカードで128GBのハイスピードタイプを選ぶと良さそうです。私はSDカードタイプを選んで、DELLのノートXPS13がMicroSDスロットしかなかったのでMicorSDカードに買い替えました。スマホでも何でもMicroSDカードに切り替わってきているので新規で買うならサイズはMicoSDカードタイプがおすすめです。

写真撮影スピードに関するSDカードの規格

私は4K60P動画を撮影するので極力早いタイプのSDカードのほうが良さそうでした。ビデオ撮影に対するスピード保証規格として、V90(読み300MB/秒、書き250MB/秒)やV60(読み300MB/秒、書き100MB/秒)などの規格があります。できれば最も早いV90が良いですが価格との兼ね合いでV60でも良いかなと思います。4K動画程度であればV60で、8K動画の場合はV90が推奨されているようですよ。

動画を撮影することはほぼない場合は、UHS-II規格の「U3」を選べば写真はまったく問題ないようです。

結論としては、現状4K動画の撮影も写真撮影も「U3」規格の記載があれば問題なく記録ができることになります。上を目指すなら最高スペックのSDカードを選びましょう。

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オシオ この記事を書いた人:オシオ
年に数回ガジェットを持って海外旅行へ行くガジェット系日本人。映像はG9 PRO II、ジンバルはOSMO POCEKT3、ドローンはDJI MAVIC MINI3 PRO使用。
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